南部鉄器(なんぶてっき)
南部鉄器
【地域】 岩手県 ( 盛岡市 , 奥州市 )
【概要】 江戸の中期、南部藩主が京都から鋳物師を招き茶釜を作らせたのが始まりと言われている。 鉄を溶かして型に流し込んで整形する鋳造で作られる。型は大量生産向けの生型、てづくりで伝統的技法の焼型に分類される。鉄瓶制作の工程は80以上に分かれている。仕上げに本漆を手塗りして、おはぐろを塗る。 十三代鈴木盛久が人間国宝(選択保存技術)に認定された。 霰、糸目、桜門などの模様 外側をカラフルに着色し内部を琺瑯仕上げしたティーポット型の鉄瓶が国内外で注目を浴びている。